vol.57(コチラの記事は過去「2007年」の記事です - ブログ

vol.57(コチラの記事は過去「2007年」の記事です

vol.87

 

 

みなさんこんにちは。ゴールデンウイークはお楽しみになられましたでしょうか。
交通渋滞でうんざりした!!というお父さん。テーマパークで過ごされたご家族やカップル。雪不足と言われたわりには十分な積雪のスキー場で春スキーを満喫された方々。 
豪華に海外で楽しまれた皆様。 比較的暖かくてお天気にも恵まれた連休でしたね。

弊社も5日(土)、6日(日)は当初休みのご案内をしていましたが遠方からのご来店などを考慮して営業し、たくさんのお客様にお立ち寄り頂きました。ありがとうございました。

桜が散ったかと思うと一気に木々が芽吹き始め、ワンちゃん散歩コースの公園は大きく枝葉が伸び緑一色となっています。長く茂った草の中に頭を突っ込みながら歩く真っ黒のワンちゃんはすぐに何かの胞子が顔や体中に付いて思わず笑ってしまいます。

過日14日、隆祥産業(株)スポーツ事業部のレクザムブーツ15周年記念式典が催されご招待を受けましたので列席して来ました。
レクザムブーツは当初私が居ました神戸岡本店のみ販売でスタートし、地震後の閉店に伴い松屋町店にて継続して販売しています。
世界に通用する国産ブーツを作りたいと言うスタッフの願いのもと15年。 
オリンピックでもみごとメダルも獲得し国内のアルペン、基礎、フリースタイルの選手も多く使用して成績を残しています。
当日も佐藤 久哉、徳竹 剛、片桐 貴司、佐藤 秀明、田島 あづみ、太田 真由美(敬称略)選手の皆さんや全国のショップ、関係会社、プレスなど多彩な顔ぶれで昼間から一杯呑ませて頂きみなさん盛り上がっていました。 

生産数量の違いなどもあり輸入ブランドブーツと比べると若干値ごろが高いかもしれませんがフィット感、エッジの切れ、前後左右への脚の稼動域、フレックスなどはすばらしいと思います。スキーヤーそれぞれ足型も身長も滑り方も好みも違いますので絶対どこそこのブーツがいいと言うことはもちろんありませんが私には最高のブーツです。

ブーツの話題が出ましたので今回はブーツについて少しだけ!
革のひも靴から革ブーツの4バックル、ケミカルブーツの4バックル、プラスチックの5バックル、リアエントリーブーツ、現在の4バックルブーツ、これ以外にも色々のブーツが出現しては消えて行きました。
インナーブーツにレモン型の空気入れで空気を入れてアキレス腱部分をフィットさせるブーツもありましたね。サロモンの初代ブーツはリアエントリーで内側くるぶし部分に3cm×15cm幅くらいの鉄板?が縦に装着してあり、かちかちのブーツでしたが数量も少なくレアものでした。私の師匠の佐藤 正明おやじがいち早く履きデモ選に出場。とんでもなく履きにくいブーツだったと後日談で大笑い。

私も革ブーツからスタートして今に至っていますが、20~30年一昔前のブーツに比べると今のブーツは何と履きやすいことか。
ここ2~3年ラスト幅が少しタイトになって来ていますが以前は狭くて硬くて重くてどうしようもないブーツもありましたね。それに今のようにチュンナップする道具があまりなかったのでシェル出しなどは大変でした。
鉄で出来たピンチクリアと言って大型植木バサミのような形で刃の部分の片方にゴルフボールのような鉄球、反対側に鉄球がすっぽり入る大きさのドーナツ型の丸輪が付いている器具がありました。ブーツ内側に鉄球部分を入れて痛い箇所を挟んでシェル出しするのですが今のように遠赤外線装置を用いて適温で温めるものがなかったのでストーブの傍に置いたりして苦労しました。昔のブーツは種類も少なく選びにくかったし、高価だったし、とにかく痛かったですね。
私はラングのファントムという5バックルのブーツを10シーズン履いていました。その当時が一番真剣にスキーをしましたね。苦労してシェル出ししたのですがひどい外反母趾になってしまいました。

親しくしている基礎の選手に聞きますと意外にブーツはノーマルに近い状態で使用していますね。
それぞれ気に入ったインソールは必ず装着していますが、切ったり貼ったりといじっている選手は少ないそうです。
また身長=膝下の長さによるでしょうが前が深すぎるブーツ、シェル硬度の硬すぎるブーツは稼動域が悪くてダメという選手が結構多いですね。
賛否両論スキーヤーそれぞれ違いはあるでしょうが、上級者=硬いブーツということはないらしいです。基礎トップ選手のフレックスを聞いてビックリすることもあります。曲げたり伸ばしたり倒したり起こしたりととにかく稼動域を広く使える硬さを選ぶのがベストのようです。

昨年某外国有名メーカーの社長及びスキー、ブーツの開発担当者が来店されてお話しをお伺いしましたが、なぜ日本のスキーヤーは選手用のスキーや硬いブーツを好むのか解らないとおっしゃっていました。スキー環境やスキーに対する日本人的文化の違いでしょうかということで落ち着きました。

ブーツはチュンナップで部分的にはかなり修正することが出来ますが、プラスチック素材であるため極端な改造はお受けしていません。
ご自分の希望するメーカーのブーツが必ずしも自分の足型、骨格に合っているかどうかは解りません。まずご自分に合った硬度のブーツをある程度決めて各メーカーそれぞれ履き比べて下さい。ネームバリューやカラー、デザインも重要でしょうが予算内で、自分の足型にしっくりするブーツをお選び下さい。
インソールの装着だけはぜひお奨めします。前後左右へのバランスや加圧感覚、フィット感覚は格段に向上しますよ。

1年で比較的ゆっくり出来る4月、5月も終わりいよいよ6月後半から‘07~‘08シーズン早期予約受注会の商戦がスタートします。通年スキー用品のみを販売しているのでのんびりしてはいられません。ニューモデルもぞくぞく入荷して来ます。期間中はトップ選手も多数来店して
みなさまの用具選びのアドバイスもいたします。 今シーズン暖冬雪不足のため買い控えられた方々もぜひご来店下さい。スタッフ一同心よりお待ちしています。

今年は例年より残雪の多い山々がたくさんあります。まだまだスキーが楽しめますよ。!